「早く、多く、正確に」を実現した出荷体制
-
出荷の季節波動が大きく、作業人員の手配が難しかった。
季節波動に対応できる雇用体系を確立し、人材派遣に頼らない人員確保に成功。
-
人材派遣頼みとなっていたため、作業品質の維持が難しかった。
誰でも同じ手順で作業できる標準作業化(マニュアル化)を徹底した。
-
出荷日・着日指定が重なり、物流センターが逼迫していた。(繁忙期)
在庫管理のロケーション配置を工夫し、出荷動線を短くすることで時間処理数が向上した。
-
営業と物流センターの間で、日々、出荷調整がおこなわれていた。(繁忙期)
荷主様と受注状況を早い時点で共有し、出荷直前の調整ではなく事前に平準化対策が互いにとれるようになった。
-
多品種で装丁の似ている商品が多く、誤出荷が多かった。
スキャナ検品を導入し、精度向上と検品時間の短縮を実現した。
取り組みポイントは次の3つです。
標準作業(マニュアル化)の徹底 |
ピッキング、梱包などの作業手順をルール化しました。これにより、他部門からの人員投入を可能にし、出荷状況に合わせた人員体制をとることが可能になりました。 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
独自の雇用形態を確立 |
3種類の雇用形態のパートさん(PAL)中心に回すことで、人材派遣にほぼ頼ることなく、自社直接雇用で教育の行き届いた人員で体制を組むことが出来るようになりました。
|
||||||
マテハン導入とABC分析 |
検品作業を2人1組での読み合わせ検品から、1人で対応できるスキャナ検品に切り替えたことにより、スピードと精度が格段に向上しました。また、出荷頻度の高い商品を出荷(検品)エリアの近くに配置し、出庫動線を短くすることで生産性が上がりました。 |